今日は67年目の敗戦記念日

今日は67年目の敗戦記念日、又、独立から60年の節目の年である。「敗戦から7年間の占領時に取られた戦勝国による日本弱体化政策により骨抜きにされた日本、未だ健全な国家の体をなしていない」拉致問題で活躍されている中山恭子参議院議員が産経ニュースで話されている正論である。今、海外から突き付けられている領土の難題も、敗戦後の日本が結論を先送りにしてきた結果である。歴史の証言者が存在するうちに、国民一人一人が正面から立ち向かわないと前に進めない時期がきていると考えます。

 

日本の国際連盟脱退の背景には、満州国をめぐる日中の駆け引きが底流にあり、常任理事国であった日本が連盟を脱退し、世界から孤立したことが戦争に繋がった。歴史の証言の番組では、脱退の道を取らない選択肢もあったようで、敗戦の悲惨さを振り返ると、踏みとどまって欲しかったと思う。追い詰められても孤立の道だけは選んでならない。ことを学ばなければならない。

 

又、マッカーサーが1952年にアメリカ議会で、「アメリカは欧州の圧力に負けて戦争に加担したがそれは間違いだった。」と証言した。又、「日本は資源のない中で生き残るためにエネルギー確保に向かったのであり、欧州の様な侵略や植民地化の意識はなかった。追い詰められて戦争に突入した。」と証言。戦争を始めた日本に非がなかったとは言えないが、今こそ、占領下で取られた日本弱体化政策に向き合い、自主自立に向けて、国民的議論を始めるべきである。