ものつくりの置かれている状況

小川紘一[東京大学ものづくり経営研究センター特任研究員]の談で、

 日本メーカーが研究開発した技術が、新興国に伝搬するスピードが加速している。技術がマイコンの組み込みソフトや、製造装置の中に蓄積され、新興国に流通するようになったからだ。マイコンを自社のデジタル機器に内蔵したり、工場に外国製の製造装置を設置したりすることで、新興国のメーカーは技術開発に時間をかけることなく、短期間にキャッチアップすることが可能となった。ー後略ー

http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20120324/230212/?mlp&ST=pc

 デジタルの環境下では、製造設備を買って、スピードを上げればシェアをとれる。日本は、何故技術力が優れているのに、シェアが取れないのか?まだ、誰も応えを持っていない。それぞれの持ち場で見つけるしかない。